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「一戸建てのスケルトンリフォーム」耐震強度は新築並みになる?知っておくべきデメリット

skeleton_seismic_ intensity

こんな質問に答えてみたいと思います。


【質問】
スケルトンリフォームの耐震強度についてお伺いします。一戸建てを将来的に「建替え」か「全面リフォーム」と考えています。

先日ある建築業者の方から、最近の新築(その会社の施工の場合?)は(法の基準が1に対して)耐震の数値が3あるとお聞きしたのですが、スケルトンリフォームの場合でも強度を新築並みにすることは可能なのでしょうか?

スケルトンリフォームのメリットは費用が抑えられること、建築確認申請が不要なことかと思うのですが、
(新築との気分の違い以外に)デメリットは何でしょうか?

基礎工事等はやはり補強よりも新しく作る方が強いのでしょうか?
何十年も住み続けるとやはり新築とリフォームでは違いがでるのでしょうか?

詳しい方のお話を伺いたく、よろしくお願い致します。

 

【回答】

スケルトンリフォームの場合でも強度を新築並みにすることは可能なのでしょうか?

 

屋根を含め、内・外皮全てを撤去する、完全なスケルトンによるリフォームを実行されるのであれば、上部躯体強度を新築並みにすることは可能かもしれません。

しかし、基礎については100%可能でしょうか? さらにその費用を考えると、建築工事費に関しては、建て替えのほうが割安かもしれません。

スケルトンリフォームのメリットは費用が抑えられること、建築確認申請が不要なことかと思うのですが・・・

構造体の過半以上の改修は、建築確認が必要となると思います。
再確認してください。
新築並みの強度を要求されるのであれば、費用が抑えられるかどうか? 比較・検討の必要があると思います。

(新築との気分の違い以外に)デメリットは何でしょうか?

 

施工性の難易度、施工の正確性等々 現状を生かしながらの補強を要求されますので、ある程度の妥協はやむを得ないかと思います。

基礎工事等はやはり補強よりも新しく作る方が強いのでしょうか?

 

1981年以前の2階建木造住宅の基礎は、おそらく布基礎(土台下部に幅=40㎝~60㎝の鉄筋コンクリート製連続基礎)であろうと思われます。

これから新築される基礎形状は、ほとんど総基礎(ベタ基礎)となり、基礎自体の自重は重くなりますが不動沈下の恐れ等々、安全性の高い基礎となります。

更に、建物下5ヶ所程度地盤調査を行い、場合によっては地盤改良を行いますから、補強された基礎より新設基礎のほうが強いことは間違いないのではないでしょうか。

何十年も住み続けるとやはり新築とリフォームでは違いがでるのでしょうか?

 

出てくると思います。

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  • 大阪の工務店
    「住まい工房にしいち」の代表一級建築士
    西 規夫(にし のりお)
    1944年4月15日生まれ
    一級建築士歴 約40年

    建築の知識を少しでも、若い方
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